就労移行支援事業 《農産・園芸班》

日中作業キャベツ実習活動農産班では限られた期間(2年間)の中で、野菜作りや花の栽培を通して、就労・社会生活に向けた準備を行っています。野菜作りでは、堆肥運び→種まき→畑への植え付け→水やり→追肥→収穫→袋詰めと一連の工程を責任もって取り組んでいます。収穫した野菜は、学園の食堂や給食センター、産直市場等へ出荷しています。花の栽培では、種まき→ポットへの移植→水やり→追肥などを行い、季節に合わせて花を地域の保育園・幼稚園、小学校や公民館等に販売しています。

日中作業日中作業日中作業また、就労支援を視野に入れ、毎日の朝礼では、挨拶・返事・報告が身につくように練習を取り入れています。また、講師を招いてマナー講座を開き、正しいお辞儀の仕方や物の渡し方など実践を通して、社会生活を意識した訓練も実施しています。他に、就労支援員と連携し、地域のハローワークが主催する就職面接会に参加し、就労意欲の向上を促すとともに、働く場所の開拓・確保をしています。これまでに、地域の病院、鶏肉加工業、自動車部品工場などやA型事業所への就労実績があります。

農産班では、作業終了後に生活訓練を実施し、自立した社会生活へ向け衣類の収納や身のまわりの整理整頓ができるような支援を行っています。

 管理者 小川俊一
 開設日 平成22年4月1日
 定員 10名
 サービス提供時間 月曜日~金曜日 9:00~16:30
 第1、第3、第5土曜日 9:00~12:00
 事業概要 通常の事業所に雇用されることが可能と見込まれる人に対して、生活活動・職場体験、その他就労に必要な知識能力を向上させるために必要な訓練や支援を行います。
 職員体制 管理者、サービス管理責任者1名、生活支援員1名、職業指導員1名、就労支援員1名
 支援内容 社会人としての基本的な常識の育成(挨拶、返事、報告など)
 青菜・果菜・根菜・豆類や花の栽培等の作業を通して労働意欲や責任感の育成を図ります。
 期限内の就職を目指して、職場実習・グループホーム宿泊体験などを実施し、就労生活に備えます。
 ハローワーク等と連携しながら職場開拓を行います。

この事業所は、岡山県より指定管理事業者として認定されて管理・運営しています。
(平成25年12月20日 岡山県指令障第142号)