就労継続支援B型事業 《林産・家事生活班》

しいたけ原木栽培薪作り炭作り就労継続支援事業所に通う利用者の皆さんは、林産班に配属され、日中作業に取り組んでいます。主な作業種目は、①椎茸栽培(夏菌、冬菌あわせて1万本の原木で栽培しています)、 ②薪束作り(県内で薪ストーブをご利用されているお宅やピザ屋店等に配達しています)、③炭焼き(県内の焼肉・焼き鳥店、釣り堀などに販売しています。長時間使用でき、バーベキューに最適です)、④加工(林産班でつくったもち米を使って、正月餅や地域のお祭り、お祝い等の餅を作っています)、⑤クリーニング(利用者のシーツや毛布、学園行事で使用される法ハッピ、ゼッケンなどを取り扱っています)、⑥工芸品(炭製品の製作、かわいい軍手をつくっています)、もちつくり稲刈り施設外就労⑦ウエス(ウエスの洗濯、乾燥、たたみまでを行い、全国に出荷しています)、⑧委託作業(公共施設のトイレ掃除、地元の製粉会社からの土入れ作業、商工会からの折り込み作業があります)⑨施設外就労(地域の養鶏場で採卵作業を行っています)などがあります。

林産班で育てた椎茸は、今年度岡山県乾燥椎茸品評会で最優秀賞に輝き、全国乾燥椎茸品評会(埼玉県)においても、全国3位の全農会長賞をいただき、岡山県知事にも報告することができました。また、9月から始まった稲刈りでは、天候不順により例年に比べて収穫量は少し減りましたが、健康の森学園の給食として利用者の皆さんに美味しい新米を食べていただいています。

 管理者 山田 浩久
 開設日 平成22年4月1日
 定員 20名
 サービス提供時間 月曜日~金曜日 9:30~16:30
 第1、第3、第5土曜日 9:00~12:00
 事業概要 自宅やグループホーム等の地域生活者が、日中活動の利用を通して、福祉的就労者として地域生活が続けられるように支援します。
 職員体制 管理者、サービス管理責任者1名、職業指導員4名、生活支援員1名、目標工賃達成指導員1名
 支援内容 基本的な常識の育成と労働意欲や労働習慣の養成を図ります。
 椎茸・水稲栽培、炭焼き、ウエスの袋詰め等の作業を通して責任感の育成とモラルやマナーの養成を図ります。
 施設外活動による地域との連携を進めます。

この事業所は、岡山県より指定管理事業者として認定されて管理・運営しています。
(平成25年12月20日 岡山県指令障第142号)

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