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田植え祭を開催しました。

 

5月25日(金)に平成30年度岡山県健康の森学園「田植え祭」を開催しました。県下の知的障害児者、近隣地域の方及び健康の森学園の支援団体等をお招きして、田植え作業を通して交流を図ることができました。当日は晴天で暑いぐらいの日となりましたが、来園者の皆さんと学園生(約350名)で「あきたこまち」の苗を約1時間植えました。途中で水田に足をとられて、倒れそうになる園生や田靴が脱げてしまいたいへんなことになる園生もいました。田植え終了後は、参加者全員でお弁当と豚汁をいただきました。今後、きちんと管理をおこない、秋の収穫には美味しいお米ができると思います。

理事長就任のあいさつ

岡山県健康の森学園は、「大地育人」の理念のもとに、障害のある方々の福祉の増進を図ることを目的として、平成3年4月に開園いたしました。豊かな自然を活かして、支援施設と支援学校とが一体的運営を図りながら、障害のある方の自立と社会参加を目指した取組を進めてきました。
当法人は、社会福祉制度の改定に伴って新たな事業に取り組むなど、提供する福祉サービスの拡充を図ってきました。昨年度開設した障害児通所支援事業の「もりっこ」を含め、現在6事業所を運営しており、それらの福祉サービスの質の向上と地域福祉の充実に努めています。
また、当法人は開園以来、農林業にかかわる活動を利用者の就労移行に向けた指導・訓練や地域就労の作業種目に取り入れてきました。地域の皆様からのご指導・ご支援により、生産物に対しても皆様から一定の評価をいただくとともに、アンテナショップ「森のおみせ」にも多くの方にご来店いただいています。地域との連携を深める中で、地元特産の「哲西栗」や「リンドウ」の栽培など、地域に貢献できる活動も増やしてきています。今後さらに関係機関や団体等をはじめ、地域の皆様方と連携を深めながら地域貢献にも努め、共生社会の実現に向けた取組を進めていきたいと考えています。
このたび、岡田前理事長の後を受けて理事長に就任いたしました。引き続き、ご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

平成30年6月1日

 

社会福祉法人 健康の森学園
理事長  黒 山 靖 弘