消火器を扱うのが初めての職員から、ベテランの職員まで訓練を行い防災意識を高めました。
有事の際は学園に消防車が到着するまで20分程かかります。
迅速な対応ができるよう全職員、気を引き締めて防災に努めて参ります。
木々の芽も膨らみ始め、健康の森学園でも春を感じる過ごしやすい時期となりました。今年度は、7名の方が入所式に臨まれ、森の仲間として学園での新生活をスタートされました。さて、一昨年来のコロナ禍も終息に向かい、近隣の状況も以前のような生活様式に戻りつつあります。このような状況を踏まえ学園では、令和5年度のスロ-ガンに『「発信!けんもり魂(スピリッツ)」~新たにつながる輪・和~』を掲げ、新年度をスタートしました。ここ数年は、新型コロナウイルス感染症予防対策として、地域との交流や販売活動を制限していましたが、今年度は、基本的な予防対策を継続しつつ以前のような活動状況に戻ればと思います。活動を通して、新たな地域との連携が生まれ障害の理解啓発に繋がることを期待します。今後とも利用者の多様なニーズに応える質の高い福祉サービスの提供に努めるとともに、近隣地域との連携をさらに深めながら地域での貢献活動に取り組み、地域に根差した学園づくりを進めていきます。 引き続き保護者、関係機関の皆様からのご助言・ご指導をお願いいたします。
社会福祉法人 健康の森学園
施設長 山田 浩久
3月29日(水)、入所支援を終了する4名の利用者の退所式を、来賓ほか、保護者の皆さん、職員そして利用者の仲間たちが参加して執り行いました。施設長から「健康の森での日中活動や寮生活を通じて身につけた力を、これからかは地域で、職場で発揮してほしい」とはなむけの言葉が贈られました。また、来賓として学園長顧問より「自分らしさをいかして、周りの人たちと協力して楽しく生活してください。そして、学園にまた立ち寄って下さい。」と祝辞がありました。これまで一緒に生活をしてきた森の仲間を代表して藤本さんから「4月からの新しい生活の中では、辛いことや苦しい時も、学園でのことを思い出して頑張ってください」と贈る言葉が寄せられました。これを受け、退所する4名を代表して、東さんからは「日中作業と寮生活の両立は大変でしたが、みんなの頑張りを見て僕も頑張ることができました。4月からそれぞれの新しい地で頑張ります!」と別れの言葉が伝えられました。退所式では、仲間たちから花束も贈呈されました。退所される皆さん、おめでとうございます。新しい環境でも自分らしく取り組まれることを期待しています。またいつでも森の仲間の先輩として学園に遊びに来て下さい。