退所式をおこないました。

3月28日(木)に健康の森学園の会議研修室にて、退所式がとりおこなわれました。4月から一般就労をはじめ、それぞれが新しい生活へと旅立つ、門出の式となりました。利用者の皆さん、職員の他、来賓そして保護者の方々が参加されました。 はじめに、山田施設長より「この1年を振り返ってみましょう。今年度の夏はとくに猛暑日が続く大変な環境の中でしたが、皆さんはくじるけることなく、日中活動に取り組まれましたね。今、大きく成長され、4月からは新しい生活が始まります。健康の森学園で学んだことを思い出しながら、困難に挑戦し、乗り越えていってください」とはなむけの言葉を送りました。続いて、黒山学園長から「皆さんは自立と社会参加を目指し、これまで様々な力を健康の森で身につけられたことと思います。新しいことに挑戦し、何度も失敗を繰り返しながら完成を目指すことの大切さを忘れないでください。これまでの先輩方と同様に、周りの人や地域の人と力を合わせて、自分の良さを伸ばしていってください」と祝辞をいただきました。そしてそれぞれがお世話になった担当職員から励ましの言葉が贈られました。一人一人の生活を振り返りながら、一緒に過ごした健康の森での沢山の出来事を思い浮かべ、笑顔と涙がいっぱいに溢れる時間となりました。在所生の代表からは、「みんなで一緒に作業したり、学園行事に参加したことが懐かしく思い出されます。ここに残っている僕らも頑張るので、また遊びに来てください。」と送る言葉がありました。これを受けて、退所生の代表者からは「みんなで一緒に活動に取り組んだことはとても楽しかったです。職員の皆さんから、指導をいただいたことも、今思えば私たちのため言葉だったとわかります。新しい生活には、まだ少し不安もありますが、家族や周りの人たちの力をかりながら頑張っていきます」と別れの言葉が伝えられました。最後に、施設長から一人一人に記念品が贈呈され、また在所生からも一人一人に花かごが手渡されました。学園歌をみんなで元気に斉唱し、退所式を閉じました。新しく旅立つ7名の皆さん、沢山の思い出を有難う。またいつでも健康の森に立ち寄ってください。おめでとうございます。