3月7日(木)グループホーム世話人・生活支援員を対象とした「虐待防止研修」を行いました。この研修は定期的に実施しているもので、当法人支援施設小川総括管理者を講師として「通報の意義・障害者や家族の立場の理解」「身体拘束の適正化」「虐待防止委員会の役割」の説明があり、後半は支援場面や生活の場面での事例を挙げて話をしてくださいました。地域生活支援の中でグループホーム入居者が「自分自身の意思で、自由に行動し楽しく生活する権利がある」ことを支援者は忘れてはなりません。


1月27日(土)~28日(日)に愛媛県で開催された「第8回全国手をつなぐ育成会連合会全国大会愛媛大会」に新見友情の会の3名が参加しました。会場となった愛媛県県民文化会館には全国から参加者が集い、2日間に渡って研修や交流ができました。参加した新見友情の会の3名は「愛媛県に行ったことがなく、是非とも参加したい。コロナ禍で行けなかったので、久しぶりに他県の人と交流がしたい。」との希望があり、瀬戸大橋経由で電車を利用して行きました。分科会では自己紹介をして、現在の生活の様子や仕事のこと、趣味や休日の過ごし方などを1グループ15人の席で話をしていました。2日目の大会終了後は少しだけ観光をして帰り、参加した3名は「行って良かった。明日からまた頑張ろう!来年は秋田県での開催だけど遠いなあ!」といって帰路につきました。
新年、明けましておめでとうございます。岡山県健康の森学園は、今年も穏やかな冬空のもとで新年を迎えました。
当法人では学園が開園した平成3年以来、農林畜産業に関わる活動を作業種目に取り入れ
利用者の就労移行に向けた指導・訓練を行ってきました。農作業等で培った丁寧さや粘り強さ、協調性等を活かして、大勢の利用者が社会に出て活躍しています。今後も学園内にある支援学校と連携しながら、利用者の地域移行後の充実した生活や安定した就労の実現に向けて支援の充実を図っていきたいと考えています。
また、当法人では長年の地域との連携の中で、地域の皆様からご指導ご支援をいただきながら、就労を希望する方々への働く場や地域生活の場の提供、幅広い年代の方々への相談支援や児童への発達支援など、地域の方々の様々な福祉ニーズに応じて、より質の高い福祉サービスの提供に努めてきました。
ここ数年はコロナウイルス感染症により、地域との交流等が制約されてきましたが、昨年からは徐々に地域の方々との交流も増やしてきました。今年はコロナ禍前のように地域の皆様との連携や交流を深めながら、地域貢献にも努め、共生社会の実現に向けた取組を進めていきたいと考えています。
引き続き、ご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
令和6年1月1日
社会福祉法人健康の森学園
理事長 黒 山 靖 弘