初夏の晴天の下、学園全体の避難訓練を行いました。新見市消防本部より4名の職員の方々にお越しいただき、実際に避難する様子、職員の動きを見てもらいました。園生の皆さんは真剣な表情で訓練に参加されており静かに避難することができました。
職員は通報訓練、消火訓練も行うことで、災害発生時には冷静に対応できるように訓練を行いました。
本学園では園生の皆さんが安全に活動できるよう、月一回以上の避難訓練等を行い、防災意識の向上に努めています。
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4月2日(火)、5名の新入所生を迎え、来賓の他、保護者の皆様、そして在所生が参加し、令和6年度の入所式を執り行いました。はじめに、施設長から「寮生活という新しい環境の中ですが、分からないことは先輩や職員に聞きながら自分のできることは自分でやる、周りの仲間たちへの思いやりを持つことに挑戦してください。」とあいさつがありました。続いて、学園長顧問からは、健康の森学園の理念である「大地育人」を紹介、「自然豊かな地域で過ごすと心や体が強くなる、そして森の仲間たちと一緒に粘り強さを身につけ、自分の夢や目標に近づけるように頑張ってください。」と祝辞が述べられました。また、保護者会長からも「楽しく健やかに過ごせるよう保護者会活動も積極的に行っていきますので、みんなと一緒に頑張っていきましょう。」とお祝いの言葉がありました。さらに利用者を代表して川上朔矢さんから「新入所生の皆さん、健康の森へようこそ。不安な気持ちもあるかと思いますが、今日から一緒に頑張っていきましょう。」と歓迎の言葉が送られました。これを受け、新入所生を代表して角田義一さんから「皆さんと仲良くして行きたいです。よろしくお願いします。」と元気な挨拶を届けてくれました。新入所生の皆さんは、それぞれ自立訓練(生活訓練)事業、就労移行支援事業のサービスを利用しながら、就労そして地域社会での生活を目指されます。学園での生活を通し沢山の出会いを大切にしながら、いろいろなことに挑戦し、利用者の皆さんが充実した時間を過ごせるよう職員一同取り組んでまいります。新入所生の皆さん、おめでとうございます。
学園周辺の桜が満開の季節となり、春を感じる過ごしやすい時期となりました。
今年度は、5名の方が入所式に臨まれ、森の仲間として学園での新生活をスタートされました。
さて、昨年は新型コロナウイルス感染症も5類に引き下げられ、学園での生活もコロナ禍以前の生活様式にもどってまいりました。このような状況を踏まえ学園では、令和6年度もスローガンに『「発信!けんもり魂(スピリッツ)」~新たにつながる輪・和~』を掲げ、新年度をスタートしました。基本的な予防対策は継続しつつ活動を通して、新たに地域との連携が生まれ障害の理解啓発に繋がることを期待します。今後とも利用者の多様なニーズに応える質の高い福祉サービスの提供に努めるとともに、近隣地域との連携をさらに深めながら地域での貢献活動に取り組み、地域に根差した学園づくりを進めていきます。
引き続き保護者、関係機関の皆様からのご助言・ご指導をお願いいたします。
社会福祉法人 健康の森学園
施設長 山田 浩久